森とリスの遊園地 メルヘン村


〒843-0232 佐賀県武雄市西川登町大字神六20040

(2023年9月訪問)

佐賀県武雄市にあるファンタジー世界の村。どんぐり村、ポンポコ村とともに佐賀3大村テーマパークとして称えられる…かどうかは知らないが、私はイチ押ししたい。なんといわれても推す。リスとメルヘンの村。

あれ…今気づいたんだけど、この所在地の番地ってマジなの? に、にまんよんじゅう番地ってマ!?

ややもすると荒れかねないGoogleのクチコミ評価でも記事作成時点で4.0!と高評価。コアなファンを獲得しています。番地からなにから、突っ込みどころとネタがいっぱい過ぎて、現地には滅多に行けないけどX(旧Twitter)で思わずフォローしたくなります。

フォローしたらしたで闇のメルヘンの虜になってしまう…。

入園早々、リスバイザーと闇のメルヘンバッジを買い込んでしまった。。買っちゃダメって言われる程に買いたくなってしまうのは人の性質(さが)なのか。念願のサイケデリックなデザインバッジを引き当てるまでガチャガチャをまわし続けます。

さて、現地の様子はというと。。。

表向きには幼児とファミリーで楽しめるゆる~いテーマパークですが、運営の人が尖ってるので、情報発信が大きいお友達にも刺さりまくりです。

入園するやいなや、日本一巨大なリスのオブジェ・ドングリスが熱い視線を向けて手を振ってきます。園内にいる間はヤツの監視下に置かれているといっても過言ではない。。

なんてこった、よくみるとヤツは金色に輝いて見えるぞ!まるで名のある寺院の仏さんのようでもある…いや、むしろ闇のメルヘン教の本尊と言える。

メルヘン村滞在中はリズミカルでキャッチーなこの御本尊を称えるテーマソングがエンドレスリピートしてきます。半日もいたら歌わずにはいられなくなり、帰りの車中では口ずさむこと間違いなし。

ドン・グリス – YouTube

いつでも聴けるように公式がYouTubeにあげてくれてた。

コアなファンの手でMADまで作成されてる…もうサイコー。なおVRメルヘン村なんてのもある模様。。。めっちゃカオス。

 仮想現実でも楽しめるメルヘン村。実際には小動物にえさやりしたり、夏場は子どもプールでぷかぷかと揺蕩いながらまったりと過ごせる場所でした。

”森とリスの遊園地”と謳っているだけあって、ちゃんとリスが飼育されています。ドングリスと比べると目立ってないけども。シマリスは寒いところの生き物なので、夏に行くとあんま元気ないですね…。ヒマワリの種は受け取って食べてくれました。

メルヘン村ではドングリス、シマリスのほかにタイワンリスも飼育されています。ヤギ、モルモット、アライグマなどの小動物にも餌やりが出来ました。

その他、無料で遊べる遊具がたくさん。基本、体使います。トランポリンも使い放題です(『待ってる人がいたら代わってね。』と注意書きあり。

思いっきり動き回っておなかが空いたら、美味しいと評判の佐賀牛カレーや、佐賀で2番目においしい!というラーメンなど食事もあります。

フードコーナー手前の坂こそ、メルヘン村の象徴(シンボル)、いや御本尊とでもいうべき日本一のリスのオブジェ”ドン・グリス”に続くご参道です。

中央部の高台につづく道。
この道の先に何が待ち構えているのかを示していますね…
つぶらな瞳でお出迎え。

堂々の日本一。の大きさのリスのオブジェ。

なんか公式テーマソングによると割と最近この名がついたようですが、ホントいままでなんて呼んでたのでしょう…w

メルヘン村については、なにやら潰れた、潰れたという噂もあるようですが、おそらくはもともとの正面入り口が閉鎖され(今は一番奥に位置する休憩所になってる)、メルヘンの世界が大人の事情で忍者の支配下に置かれたことに依るものと思われます。

現在の運営会社はグラッパ、親会社はマールと、洋酒に造詣が深い人はニヤリと笑ってしまいそうですね。TDRやUSJ、HTBのようにはいかないけども…名は体を表して、ちょっと自虐的なクセ強で一部のコアなファンに刺さる。そんなマインドを感じます。。

今後も目が離せない。子どもが小さいうちに通ってみたいそんな場所、メルヘン村なのでした。

肥前夢街道とセットで楽しみたいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Related Post

児島商店児島商店

(福岡県福岡市城南区長尾) 残暑厳しい9月、灼熱の西陽を浴びながら昼下がりに立ち寄った駄菓子屋さん。 油山観光道路から一本入った住宅街のなかに、ひっそりと佇む。店頭にはよしずが立てかけられ、店内はひんやりとした空気をたた […]