ハーミズのまわりみち 現状に疑問を持つことからはじまる

現状に疑問を持つことからはじまる

今の自分は、『あなたは投資に成功していますか』と問われると口が裂けても成功しているとは言えない。正直、失敗ばかり。

もともと、お金に関する知識も関心もなかった私が、手当たり次第にお小遣い稼ぎや投資を手当たり次第に初めて、ようやく少し実入りが得られるようになった。

ここまでに、今の私から見ると過去の自分に「おい、やめとけ!やめとけ!!」といえることがいくつかあるので、記録しておきます。

副業、副収入、お金に関する知識は、なんとなく知っていた…とか、まったく関心がない状態からでもまずは疑問をもつことからはじめましょう。

副業や投資のきっかけは子どもが生まれたこと。

生まれてきた子の将来のために、お金を貯めなければと夫婦で考え、さっそく子ども名義の口座を開設。子ども名義の口座を開設すると、郵便局でも銀行でも定期預金を進められるので、生活費をやりくりしながらお祝いや子ども手当をすべて子の貯蓄にした。当時は『投資なんて難しくて理解できない。お金が減る可能性もあるし。』とまったく選択肢になく、ただただ定期預金で口座に入金するだけでした。

で、子どもが三歳になるころまで預金していてふと思った。利息はほとんどつかないけれど、この調子で貯金していって本当に賄えるのだろうか…?

そこで、学資保険に加入。

加入するメリットを自分なりに整理すると…

① 毎月口座から引き落とされるので、強制的に積み立てができる。

(毎月家計がどんぶり勘定で貯金がうまくいかない、という人にはおすすめ。)

② 返礼率が高い商品を選ぶことで、支払う掛金よりも多くのお金が受け取れる。定期預金よりも有利。

(これ、ただ貯金するより現実的にお得。しかも投資などと違って減るリスクがないので不安がない。)

③ 収入の柱である親がなくなった際に、保険料の支払い免除の特約がある。

(特約をつけると若干お得度が下がる。自分に万が一があった際に、子どもに進学をあきらめさせたくない…と考えるなら、保証してくれる。)

『いやいや、学資保険よりNISAだ、株だ、投資信託だ…』とリスクを理解したうえでもっとリターンの高い商品ももちろんあります。しかしリスクは怖いし…、貯金も苦手…という人にはこういった選択肢もあると思います。

なお、実際に私がで加入する際には、17歳満期を選択。18歳以降の満期にしてしまうと、進学の際に必要なタイミングでお金を受け取れないから。(子の誕生日にもよりますが、うちは早生まれの子がいるため。)

 子どもが進学を希望したとして、高校卒業後の4月に入学するとしたらお金が必要になるのは高校3年生の2月とか。早めに受け取って準備しておけば、入学の前の受験費用にも充てられる。

 どこ受けるかわからないし、本当に受験するかも未定なんですが、受験費用や旅費などの支度費用もかかると考えれば、備えとしてはこれがよいだろうと判断しています。

 子どもの誕生・学資保険加入をきっかけに、そのほかの金融商品やお小遣い稼ぎなども興味を持ち、多少のお金を受け取ったり、損して涙目になったりしていますので、そのお話も続きます。

 子どもの学資だけに限定していえば、預金よりもずっと有利でリスクがないことでいうと学資保険は現状失敗ではないと考えます。

 まずは疑問をもつことからはじめましょう。

 きっと将来のためになる情報が得られます。

 そして、自分で判断できるようになっていきます。その状態を目指しましょう。

今回のまとめ

〇 貯金が苦手な人は、預貯金よりは学資保険

〇 選ぶなら、返戻率が高いもの。掛け捨てタイプは×。

〇 ホントに備えるなら、17歳満期で必要な時にあらかじめ受け取って支度できるように。

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