(佐賀県唐津市海岸通)
佐賀県道216号線唐津港線沿いにある小さなお社。
港らしく恵比須様と航海安全の八大龍王様が祀られています。

参道の入り口に記念碑。崩し字なので読みづらい。。
記念碑
妙見 恵比寿大神 明和九辰
八大龍王三神 弘化二巳
両神は妙見神社の北面山麓は妙見浦漁民の勧請により合祀される
世は明治となり我国も欧米に互した産業の興隆期に入る三菱合資は唐津炭田の開発に着手
妙見浦は漁業の外 石炭積出の拠点となる 其の為両神は妙見浦〇浦の〇頭に遷座…
明和九年(1772)とは江戸時代の中頃,明和年間の終わりの年。
弘化二年(1845)は1844から1848の弘化年間、江戸時代は12代将軍家慶のころ。
1900年ごろは唐津から相知にかけての唐津炭田一帯で産出した石炭の積出港として周辺は栄えています。
※なお、合資三菱の社屋後が今現在はアニメ「ゾンビランドサガ」のゾンビィハウスとして登場しています。
こちらの恵比寿さんはゾンビィハウスからほど近いのです。

漁業の神様、恵比寿様と仏教の仏法の守護神で航海安全の八大竜王。


近隣を散策すると、趣ある鏝絵を発見。このモチーフは中国の鬼を追い払う神様、鍾馗(しょうき)ですね。
外敵を打ち払うという願いが込められたのか、旧日本陸軍では二式単座戦闘機の愛称にもなっています。