箱島神社


(糸島市二丈浜窪)

海に浮かぶ幻想的な景観。202号線を通るたびに気になっていた、道路沿いの『箱島』の看板と浮島のような情景。

駐車スペースはどこにも見当たらないので二輪を用意し、いざ詣でてみます。

国道沿いにある『箱島』の標識を見ながら民家の横の入り口からくだると、

島に続く参道があります。以前は橋があったようですが2021年に壊れてしまい、現在は満潮時には島に歩いては行けなくなっています。(潮汐を確認してなかったので、危うく眺めるだけで日が暮れることになるところでした…)

干潮に近い時間に訪れるとこんな感じ。潮が満ちてくるとポツンと海に浮いている情景がみられます。

海のなかの小島にお社だけポツン…とっても神秘的。

コレはあれだ、ドラクエⅡの…精霊のほこらだ。

海の中に浮かぶ神秘スポット。見つけた時のわくわく感は半端ない。

お参りしたらきっと精霊のまもりを授けられるに違いない。

行ってみると…

箱島様

祭神
塞坐三柱大神 さやりますみはしらのおおかみ
西宮大明神 にしのみやだいみょうじん (西宮恵比須)
愛染明王 あいぜんみょうおう

例祭 四月二十一日

由緒
坐三柱大神とは、八街比古神、八街比売神、久那戸神で、
村境等に祀られ、過津神の侵入を防ぎ、村中を守ってくださる神様です。
西宮大明神は、兵庫県西宮市鎮座の西宮神宮(西宮恵比須)の神様で、主祭神は蛭児大神です。恵比須様は世を救う神、大漁の神として、海産物を交易する市場、商店の守り神として信仰され、更に商売繁昌の神としての信仰が全国的に広がっていった。
愛染明王は、奈良県西大寺に本山があり、真言密教の神、愛欲を本体とする愛の神で、近世では恋愛を助け遊女を守る神としても仰され、『この明王を信仰すると美貌になると信じられていた。』と言う。
また、箱島様には火吹き竹が奉納されているが、火吹き竹で耳を吹けば、耳の病が治癒すると伝えられている。

現地由緒書きより

なるほどなるほど、禍をふせいで商売繁昌、恋愛を助ける美貌の御利益なんですね…

一帯は玄海国定公園に指定されています。鳥居をくぐった先は結構に急な傾斜です。
小島から突き出た堤防は釣りスポットになりそうですが…水深は浅めか。

結構急な石段を登っていきます。

一番奥にお社がありました。潮騒だけが響く静かな場所です。

休日には参拝者が絶えないようで、供物も捧げられています。潮が引いたときだけ歩いて行ける、島の奥に鎮座する恋愛のお宮…ていうとプレミアム感が強くなりますね。。

無人のお社ですが、5kmほど西にある鎮懐石八幡宮で書き置きの御朱印をお分かちいただけます。

海上の竜宮、愛の神様…!!

(令和4年9月奉拝)

鎮懐石八幡宮は神功皇后ゆかりの名所で、こちらも眺めがよいですよ。202バイパスかもめロードの深江インター近くに入り口の看板があるので目印です。

箱島にはかつて数寄屋造りの料亭が立ち、観光スポットだったようですが往時の情報を糸島市立志摩歴史資料館で発見。当時の貴重な写真がパネルになっていました。

NHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』に登場する嘉納伝助のモデル、飯塚の炭鉱王伊藤傳右衛門も夫婦で訪れ、妻の柳原白蓮にねだられて困ったとかなんとか。

糸島市立志摩歴史資料館ですが、公式フェイスブックページからバーチャル観覧できるようになっててなかなかおもしろい。このパネルも上の画像よりもくっきり閲覧可能。どこにあるかはお楽しみ、直接行くか、バーチャルで観覧して探してみられたし。

この箱島神社、公共交通機関の便が悪くて車でしか行けないのに駐車場がないのが問題でしたが、ようやく近くに駐車場が出来ました。

それでも500mほどは交通量の多い歩道のない道を歩くことになりますので、通行にはご注意ください。

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