(佐賀県唐津市高島)
いわずと知れた当選祈願の聖地。唐津湾に浮かぶ高島のお宮です。島内には開運グッズをあつかうお土産屋さんや宝くじ販売所もあります。たくさんいる猫たちも招き猫としてかわいがられているようです。
神社の創建は400年余前、海賊を退治して島を守った侍、野崎隠岐守綱吉命(のざきおきのかみつなよしのみこと)を祀ります。当時猛威を振るったという海賊火山神九郎の略奪から島を守ってくれた綱吉を”当に島の宝”として祀ったことから、宝当神社の名がついたようです。高島へ渡るには、唐津城駐車場を利用すると便利。城内橋を渡った宝当桟橋から定期船が出ていますが、干潮時や大潮の時期には駐車場横の城下桟橋に変更することもあるようです。
定期船の時刻表はこちら↓
https://www.city.karatsu.lg.jp/koutsuu/machi/kotsu/koro/jikokuhyou-takashima.html
便数は意外と少ないので、行きと帰りの時間はよ~く注意が必要です。乗る便によって島に滞在できる時間が多少変わりますので、お出かけの際にはよくご検討を。荒天時の欠航情報はのりものinfoでの確認が推奨されています。
高島 TAKASHIMA ISLAND
唐津城の北2キロメートル、唐津湾にポッカリと浮かんでいる周囲3キロメートル、標高約170メートルの台形の島です。島の頂上まで700メートルの遊歩道を登れば、はるか壱岐までも眺望できる展望所があります。魚見台としても利用されていたほど、ここからの眺めは絶景です。全島マテバシイの群生林で、マテバシイを原木とした「高島炭」が特産です。
この島の「宝当神社」は、近年宝くじファンにひそかな人気を集めていますが、この神社は天正年間、海賊の吉井圭吾を討ち、その後島を治めた野崎壱岐守綱吉の徳を慕い、綱吉の墓所に祠を建立した「綱吉神社」を島の人が「当島の宝」として改名したと伝えられています。
唐津市
現地掲示板より
船を降りて宝当神社までは徒歩数分ほど。祈願してからその足で宝くじを買いに行く、宝くじをあらかじめ買ってから持参するなど、祈り方はひとそれぞれあるようです。
本殿のほか、境内社の塩屋神社はさらに10分ほど歩きます。こちらは島の産土神社として祀られていました。塩屋神社までの道には、かわいい猫の足跡で案内してくれます。
島の山手では猪が増えているようで、害獣除けのフェンスが設置されています。閉め忘れ注意。
乗る定期船によっては、滞在時間が45分から1時間20分とことなることになるので、短い場合は塩屋神社まで向かう時間がないかもしれません。また、お参りしてお守り授与してもらって、宝くじ買って、お土産選び…と楽しく満喫しているといつのまにか意外と時間が過ぎ去ってしまうもの。
でも、お出かけに船が入ると旅に出てきた感が高まって充実感ありますね。楽しいです。
管理人が初めてお参りしたのはずいぶん前です。当時宝くじは買わなかったのですが、友人に教えてもらって馬券を買い始めたのですが…ご利益にあずかって高額的中し、100円の2,000倍の払い戻しを受けたことがありました。以来、そのような高額的中はないので、またご利益あればと願わざるを得ません。。
宝当神社公式HP↓
宝当の館(宝くじ販売所)
http://www.houtounoyakata.com/
島おこしのために生み出された開運グッズ「宝当袋」に、購入した宝くじを入れておくと縁起よく当選したとの報告が相次いで好評になったとか。
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