(福岡市博多区吉塚)
昭和レトロな雰囲気を色濃く残す商店街として有名な吉塚商店街を訪れてみたら、なんと昭和レトロと国際色豊かなアジアンマーケットが融合した新しい名所になってました…!!
吉塚御堂にはミャンマーからお迎えした黄金に輝くお釈迦様が鎮座し、憩いのスペースには立派なピンクのガネーシャが。ミャンマーからの留学生が近隣にたくさん住むようになって、昭和レトロな商店街としてだけでなく、異なる文化とも融合した商店街に生まれ変わって活気づいていました。
そんな商店街の一角に駄菓子屋さんを発見。もともとは米屋さんで、米屋さんとしても営業しているけどなにか人が集まる場所を作りたいと駄菓子屋さんも始めたのだそうです。
吉塚商店街の入り口には、戦国時代に豊臣秀吉の大軍勢に対し、劣勢にも白旗をあげず討ち取られた武将、星野兄弟を祀る吉塚地蔵があり、ちょっと珍しい絵馬も目を引き、とても日本的。
国際色と日本情緒と、人が集まる場所としての駄菓子屋さん。
こういった形も、駄菓子屋さんの魅力なんだなと感じた一日でした。
なお、アジアンな商店街になる前のレトロ色の濃い頃の姿はこちら。
レトロな風景を訪ねて レトロアーケードを歩こう。福岡・吉塚商店街
https://retro.useless-landscape.com/archives/16828
日本全国津々浦々、レトロな風景に旅館にと圧巻の情報量。レトロ溢れまくりのサイト。
レトロな吉塚商店街がごった返していたころは、吉塚駅には九州色のキハ40が走っていたのでした。